日本では飛ばし屋でも…畑岡奈紗は米ツアーでなぜ勝てず
【ISPSハンダ豪州オープン】
米ルーキーのコ・ジンヨン(22=韓国)が初日からの首位を守って完全優勝。プロ6年目のコはすでに10勝しており、昨年10月に韓国で行われた米女子ツアー「ハナバンク選手権」優勝でツアーカードを取得していた。
一方、首位と6打差5位発進の畑岡奈紗(19)は、前半を1バーディー、1ボギーの37でターン。10番パー4はティーショットを左に曲げて、アンプレアブルから痛恨のダブルボギーを叩いた。12番パー4は手前バンカーから1メートルに寄せながら、パーパットを外してボギー。15番、16番で連続バーディーを奪うも、通算4アンダー16位に終わった。
「いいイメージでスタートできたが、途中から練習でできていたことが、できなくなり悔しい日になった」
畑岡はアマチュアで出場した2016年日本女子オープンに勝ち、昨年大会は最少ストローク記録で連覇。前週のミヤギTV杯と2週連続Vの快挙だった。昨年暮れは米ツアーQTをトップ合格しているが、米ツアーで好成績が出ない。