激励会が急きょ「部屋」単独に 貴乃花一門は完全崩壊寸前

公開日: 更新日:

 それが日馬富士暴行事件から続く一連の騒動で自身に逆風と見るや、部屋のホームページやテレビ、週刊誌などを利用し、次々とメッセージを発信。本人は「これからも戦っていく」と話しているのは、イメージダウンを避けるためだろう。理事在職中に言いたいことを言わず、解任された後に「自分はこう思う」などと自身を正当化する言動が、周囲の親方をアキレさせたのだ。

 さらに、親方衆の反感を買っているのが、「裏金顧問」こと小林慶彦氏とのつながりだ。小林氏は現在、協会から約1億6500万円の損害賠償を求める訴訟を起こされている。顧問在職中から協会の事務方を一手に握り、代理店関係者から500万円の裏金を受け取ってバッグにしまう動画も流出した。

 貴乃花親方はそんな札付きの人物と関わりが深く、若手親方の中には「現役時代はファンだったけど、失望した」と漏らす者もいるほど。そうした自身の不徳が逆風になったことも否めない。

 理事選以前からひびが入っていた貴乃花一門、もはや完全崩壊寸前だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"