全米OPで確信的ルール違反 フィル・ミケルソンに批判集中

公開日: 更新日:

 少なくとも今回の事件でミケルソンの人気は落ち、USGAの権威も大きく失墜したことは間違いない。

ゴルフライター・吉川英三郎)

●規則1―2「球の動きに影響を及ぼす、あるいは物理的条件を変える」

 プレーヤーは(1)インプレーの球の動きに影響を及ぼす意図を持って行動をしたり、(2)ホールのプレーに影響を及ぼす意図を持って物理的条件を変えたりしてはならない。

●規則33―7「競技失格の罰;委員会の自由裁量権」

 委員会は正当な措置と判断したときは、例外的な事例に限って、個々に競技失格の罰を免除したり修正することができ、また競技失格の規則がなくても競技失格の罰を課すこともできる。競技失格の罰よりも軽い罰は、どのような場合も免除したり修正してはならない。委員会はプレーヤーがエチケットの重大な違反に当たると考えた場合、規則33―7に基づいて競技失格の罰を課すことができる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド