新人王でも来季は年俸7500万円 大谷の大型契約はいつに?

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 日本人ルーキーが栄冠を手にした。

 エンゼルス・大谷翔平(24)が12日(日本時間13日)、ア・リーグの新人王に選出された。全米野球記者協会会員30人による投票で、1位票25、2位票4の計137点を獲得。ともにヤンキースの内野手であるアンドゥハー(23)の89点、トーレス(21)の25点に大差をつけて選ばれた。

 開幕から二刀流としてプレーした大谷は投手として10試合に登板し、4勝2敗、防御率3.31。打者では104試合に出場し、打率.285、22本塁打、61打点。打撃成績ではアンドゥハー(149試合で打率.297、27本塁打、92打点)をすべて下回ったものの、全30球団の担当記者たちからベーブ・ルース以来となる二刀流の斬新さや価値を認められた格好だ。

■勝利貢献指標では36億円の働き

 右肘靱帯を痛めて二刀流はシーズン中に断念したとはいえ、大谷の働きがチームにもたらした影響は計り知れない。

 メジャーには「WAR」と呼ばれる指標がある。選手がどれだけチームの勝利に貢献したかを数値化したものだが、メジャー1年目の大谷のWARは打者として2.7、投手として1.2、合計3.9。WAR1.0で800万ドル(約9億2000万円)の価値があるといわれるから、大谷は今季3120万ドル(約35億9000万円)分、働いた計算になる。

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