カネだけじゃない…ソフトBが持つ最大の武器は“世界の王”

公開日: 更新日:

「世界の王は断れない」――。

 15日にFA交渉が解禁。ソフトバンク西武浅村栄斗(28)、オリックス西勇輝(28)のダブル取りを目指している。

 2人は今オフの「人気物件」。昨14日、以前から浅村にラブコールを送っていた楽天が改めて獲得に動くことを表明。オリックスも興味を示している。同じく14日、阪神が西の獲得に乗りだすことを正式表明。DeNA、中日も調査を続けている。しかし、中日はソフトバンクの参戦に「太刀打ちできない」と撤退を示唆したのだ。

 それもそのはず、慰留を願うオリックスは今季年俸1・2億円から大幅アップの4年総額8億円、ソフトバンクはそれをさらに上回る4年総額10億円を提示するとみられる。

 金銭面では紛れもなく敵なし。しかし、ソフトバンクの武器はそれだけではない。王貞治会長の存在だ。王会長が出馬すれば2010年以来。そのとき獲得したのが、横浜(現DeNA)から移籍した内川聖一(36)だ。初交渉の場に王会長が同席。「スタイルを全く変える必要はない。今のままの君が欲しい」と口説かれ、「あの王さんにお褒めの言葉をいただけるなんて野球をやっていてよかった」とイチコロだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    セクハラだけじゃない!前監督が覚悟の実名告発…法大野球部元部長、副部長による“恫喝パワハラ”激白180分

  5. 5

    仁義なき「高校野球バット戦争」…メーカー同士で壮絶な密告合戦、足の引っ張り合い、広がる疑心暗鬼

  1. 6

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  2. 7

    大谷がいちいち「大袈裟に球を避ける」のは理由があった!弱点めぐる相手投手との暗闘の内幕

  3. 8

    西武・渡辺監督代行に貧打地獄を直撃!「ここまで打てないほど実力がないとは思ってない」とは言うものの…

  4. 9

    朗希の“歯車”は「開幕前からズレていた説」急浮上…メジャー挑戦どころじゃない深刻事態

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方