冬巡業も数日間のみ 稀勢の里は1月場所休場ならジ・エンド
今日も基礎稽古、明日も基礎稽古。本当に1月場所に間に合わせる気があるのか。
11月場所が終わってしばらく経つというのに、いまだに相撲を取っていないのが横綱稀勢の里(32)だ。
昨年5月場所から今年7月場所まで、歴代最長の8場所連続休場。9月場所こそ皆勤して10勝5敗と数字を整えたものの、11月場所は初日から4連敗でまたしても休場だ。
もはや横綱としての威信はガタ落ち。ファンからはとっくに見放され、横綱審議委員会も稀勢の里に対する「激励」を決議した。横審が1950年に設立されて以来、不祥事以外で彼らが横綱に何かを決議するというのは初めてのことだ。
北村委員長は「長きにわたって地位にふさわしい力を示せず、ファンを失望させた」と話し、仮に初場所を休場しようものなら、「考えないといけないかもしれない」と、引退勧告なども示唆した。
そんな崖っぷちにもかかわらず、当の稀勢の里は相も変わらずスローペースで稽古をしているのだから、呆れるばかり。