東京五輪女子レス50kg級“金”に不安…選考法の透明化がアダ
須崎は海外指導者からも「東京での優勝候補」に位置付けられているそうで、前出の関係者は「強化委員会でも、『50キロ級は須崎』で意見が一致している。これまでなら、強化委員会の判断で代表にねじ込むことができたんだが……」と嘆く。
栄和人前強化本部長のパワハラ騒動に端を発して、協会は不透明とされてきた代表選考の方法を改善。五輪代表は世界選手権でのメダル獲得が条件になった。公正中立になったはずの選考方法が、金メダル取りの足かせとなるとしたら、皮肉としか言いようがない。