戦力外のDeNAに再入団 古村徹が語る合格の秘訣と反骨心

公開日: 更新日:

 2011年ドラフト8位でDeNAに入団した古村徹(25・投手)。わずか1年で育成契約となり、14年には戦力外通告を受けた。翌年に打撃投手となったが、16年に四国IL愛媛に入団して現役復帰。昨季、BC富山の中継ぎとして33試合に登板した実績を買われ、一度はクビを切られた古巣の入団テストに合格した。5年ぶりの“凱旋”を果たした古村に聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 ――テストの話を聞いたときの心境は。

「いち選手としてテストの参加資格をもらった立場。元プロという思いも持っていなかった。もう一度、ドラフトにかかるという気持ちでした」

 ――NPBへ戻るためこだわった部分は?

「目に留まる何かというのを考えたとき、フィールディングとか配球、マウンドでの立ち居振る舞いはできて当たり前の部分。スカウトや編成の目に留まるには球速が一番だと思ったので、『ざっくり150キロ出す』という目標を立てた。もし150キロ投げられてもダメなら、諦めがつくので。もともと再び選手を目指すなら3年間と決めていた。それが去年ちょうど25歳で3年目。そうやって期限をつけたことが成長にもつながったと思う。その方がイヤでもやるじゃないですか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった