著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

再建誓うギュネシ監督「最高の結果を出す選手選びが重要」

公開日: 更新日:

 3位に入った2002年日韓大会以来、トルコはW杯から遠ざかっている。欧州選手権では08年大会で3位になっているものの、このところ想像以上の低迷を余儀なくされている。「エルドアン大統領の息のかかった人間が次々とサッカー協会の幹部になり、ビジョンのない代表強化が続いている」と現地記者も苦言を呈していたが、シェノール・ギュネシ監督が3月から16年ぶりに現場復帰。本格的な立て直しに着手した。

  ◇  ◇  ◇

 ギュネシ監督の2度目の代表指揮官就任が決まったのは3月頭。ベシクタシュを今季終了後に離れ、それから就任することになっていた。ところが20年欧州選手権予選に危機感を募らせたトルコ協会が3月のアルバニア、モルドバとの2連戦も「お願いしたい」と要請。急きょ采配を振ることになった。ベシクタシュの熱狂的サポーターや番記者からは「シーズン中なのに逃げるのか」「裏切り者」といった批判が殺到したが、2連勝を飾って早くも名将効果が表れた格好である。

「近年のトルコ代表は若手中心の構成で30代のベテラン選手をのけ者にする傾向があった。重要なのは年齢ではない。最高の結果を出す選手を選ぶこと。若手とベテランの両方を使いながら戦っていくことが大切なんだ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」