吉川尚が離脱 対戦1巡で巨人によぎる原監督復帰初年の悪夢

公開日: 更新日:

 チーム打率.279、本塁打22本は共にリーグトップ。が、試合前まで打率.390で首位打者を走っていた不動の1番・吉川尚がこの日、腰痛のため、登録を抹消された。高橋氏が続ける。

「痛いですね。巨人のスタートダッシュの立役者。打率もさることながら、出塁率も高く(.432)、『今年は機動力を使う』と打ち出していた原監督の期待に応えられる俊足の持ち主でもあった。各球団の投手は吉川尚の足を警戒し結果として2番坂本勇や3番丸に集中し切れない場面をつくっていた。そんなキーマンが早々と消えてしまった。この試合で1番に入った吉川大、大城は計5タコで一度も出塁できなかった。丸、岡本、ビヤヌエバの3、4、5番が全員2ランを放っても得点はこの6点のみ。これは危険な兆候です。2番に入っている絶好調の坂本勇に『3番の役割』を託せたのは、1番が出塁していたからこそ。ここが機能しなくなっては、この日のように中軸の一発頼みの打線になってしまいます」

 あるコーチは「吉川尚は復帰まで時間がかかりそう」と証言。どことなく原監督が同じく復帰した2次政権1年目、2006年シーズンに似てきた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議