吉川尚が離脱 対戦1巡で巨人によぎる原監督復帰初年の悪夢
4月に貯金12を重ねるロケットスタートに成功したものの、高橋由、小久保、阿部らの主力が故障で次々と離脱すると、6月に19敗、7月に14敗。結局2年連続Bクラスとなる4位に終わった。
「あの年も3番二岡から李承燁、高橋由、小久保、阿部と並ぶ重量打線だったが、故障が連鎖した。最終的に本塁打はそこそこ出た(134本=リーグ3位)が、チーム打率は最下位(.251)。一発頼みの打線はもろく、故障の怖さを知った年でした」(高橋氏)
吉川尚の離脱により、原監督は13年前の悪夢を思い出しているかもしれない。