【特別寄稿】阿部の天才的な打撃は父東司さんの教えの賜物

公開日: 更新日:

 長年、激務の捕手を務め、故障も多かったが、12年には104打点、打率.340で2冠。MVPも受賞した。17年には巨人の生え抜きとしては史上5人目となる2000安打を達成。今年6月に通算400本塁打に到達した。立派な成績は申し分ないが、捕手としてはっきり投手陣にモノが言えるところが指導者に向いている。若い頃は「リード面が甘い」と散々言われながら、必死に勉強して結果を出すことで周囲を黙らせてきた。これは指導者になってから必ず生きる。私はいいコーチ、そしていい監督になると思っている。19年間お疲れさま。次のステージでもファンを楽しませてくれることを願っている。


【写真特集】阿部慎之助 引退会見

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」