“お荷物”テコンドー協会は内紛長期化で「お家とり潰し」も
■昨年はボクシング連盟が
競技団体トップの居座りが問題になったのは、昨年の日本ボクシング連盟だ。国からの助成金を山根明会長(当時)が不正流用したことが分かり、日本オリンピック委員会(JOC)は同年度の交付金(約1600万円)を支給しなかった。
さらに、日本スポーツ協会は数々の醜聞が出てきた同連盟に対し、現状の改善を求める「勧告」の処分を下し、改善が認められない場合は資格停止を検討するとした。
東京五輪まで1年を切り、メダルの可能性がほとんどない腐った組織は、「JOCにとってはお荷物」との声も聞く。過去には内閣府から「勧告」を受けたこともあるテコンドーの全日本協会。今後の成り行き次第では「お家とり潰し」もあるかもしれない。