レッズは“賢いお買い物” 秋山翔吾「3年22億円」のお得度

公開日: 更新日:

 レッズ・秋山翔吾(31=前西武)を取り損ねた球団がじだんだ踏んで悔しがっているという。レッズと3年総額2100万ドル(約22億円)で契約した秋山の平均年俸は約7億3000万円。メジャーで実績のない選手としては、まずまずの条件とはいえ、それでも相場をはるかに下回る金額だという。

「秋山のように中堅守備が安定し、出塁率(通算3割7分6厘)の良い1番を任せられる選手はメジャーでも少ない。米国で実績があって30歳前後の秋山と同じようなタイプをFAで獲得するには、少なく見積もっても3年30億円規模の契約が必要になる。このオフ、秋山の獲得に動いたレッズ以外の球団は3年15億円程度を提示したとみられているが、レッズと同等の金額は用意できたでしょうから、逃がした魚は大きいと悔やんでいるのです」(ア・リーグスカウト)

 外野の要である中堅手は大型契約を手にするケースが少なくない。13年にMVP、12年にゴールドグラブの受賞歴があるアンドリュー・マカッチェン(33)は18年オフ、フィリーズと3年約55億円(年平均約18億3000万円)で契約。18年1月にブルワーズに移籍したメジャーを代表するリードオフマンであるロレンゾ・ケイン(33=通算175盗塁)は5年88億円(同約17億6000万円)だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」