著者のコラム一覧
佐々木裕介フットボールツーリズム アドバイザー

1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。「フットボール求道人」を自称。

タイサッカー界にニッポンムーブメント 日本人監督対決も

公開日: 更新日:

 試合は1ー1の痛み分けだった。開始早々にサムットプラカーンが先制して前半を折り返すが、後半、前年覇者であるチェンライUがチャンピオンの意地を見せて追い付いた。

 実は、まだ“日本”を感じられることは尽きない。サムットプラカーンにはふたりの元Jリーガー選手(小野悠斗と坂井達弥/共に今季新加入)がプレーし、石井監督を支えるコーチも日本人(加藤光男)。またチェンライUのアシスタントコーチも日本人(樋口大輝)なのだ。もうここまでくると、ここがどこなのか良く分からなくなってくる。

 今、タイサッカー界にはニッポンムーブメントが到来している。

 街の至るところでチャナティップ(札幌)が微笑む広告を目にするし、北海道コンサドーレ札幌や横浜F・マリノスのユニフォームを着るファンを見掛けることも珍しくはなくなった。

 また西野朗が動けば直ぐにニュースになる。

 まさにタイと日本のサッカーの強いかかわりを感じられる日々だ。

 いやはや、凄い時代が来たものである。

(文中敬称略)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末