肩日本一の巨人小林 正捕手争い後退でトレード打診殺到か
昨季もFA炭谷の加入で捕手は3人併用。小林は4年ぶりに100試合未満となる92試合の出場にとどまり、打率は・244だった。それでも盗塁阻止率・419は12球団トップ。4年連続リーグナンバーワンだった。あるコーチは「全体の捕手を見渡しても、間違いなく肩は日本一」と言うのだが、すでに原監督が見限っているともっぱらだ。
多くの球団が正捕手不在に悩む捕手難の時代。他球団の編成担当者は「原監督は何で小林を使わないの? 打てないという理由だけなら、もったいないですね」と興味を示す。
年俸は1億円と高額だが、小林がさらに出番を減らすようなら、巨人の関係者が「昨年も打診はありました」と言うトレードの申し込みが殺到しそうである。
順調なら今季中にも国内FA権を取得する。他球団の評価が高い捕手だけに、オフの動向にも注目が集まる。
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