阪神に漂う不穏な空気…藤浪コロナ完治も各所に濃厚接触者

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■痛くもない腹を探られかねないのが阪神

 阪神は4月10日の時点で、保健所から濃厚接触者として指定されていた選手が、練習を再開することができた。感染対策に力を入れてはいるが、藤浪らが参加した合コン以外のルートからコロナ感染者が出たとなると、話はややこしくなってくる。ある球団関係者が言う。

「プロ野球ではPCR検査を受けた時点で公表する決まりがある。4月2日に若手野手の小幡がPCR検査を受け、結果は陰性だったものの、検査が決定した時点で施設を消毒。その後、濃厚接触者以外の寮生は、一時的に近隣のホテルなどに疎開した。新たに選手が検査を受けた場合、練習は再び休止に追い込まれかねず、他の選手の調整に大きな影響を及ぼす。しかも、阪神の場合は、検査を受けただけでも、また何かをやらかしたのかと、痛くもない腹を探られかねませんからね」

 17日、プロ野球は5月の開幕を断念。交流戦の中止が決まったが、阪神の選手たちが野球と向き合えるようになるまで、しばらく時間がかかるかもしれない。

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