女子バレー悲運のセンター・池知晶代氏 幻は一生悔い残る

公開日: 更新日:

 帰郷後は教育委員会に勤務し、同時に高知工科大学の女子バレー部監督に就任した。現在も同大での指導に情熱を注いでいる。

「(東京五輪は)延期ならまだ救いがあるので本当に良かったです。中止になって私たちのように“幻”になったら、選手たちに一生悔いが残ります。2020年に焦点を合わせていた選手は本当に気の毒です。年齢のことや体のどこかを痛めながらもギリギリで取り組んでる選手もたくさんいると思うので」

 女子バレーは、今季代表登録者29人のうち、来年の夏には30歳を越える選手が11人。ベテラン選手にとっては、五輪へ挑む最後のチャンスとなりそうだ。

▽1958年1月15日生まれ、高知県南国市出身。土佐女子高校時代に全国大会へ出場。卒業後(76年)は富士フイルムへ入社し、79年全日本入り。81年に引退した。現在は高知工科大学の女子バレー部監督を務める。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」