松山英樹 悲願のメジャー優勝はパッティングのデキ次第

公開日: 更新日:

 ちなみにカップまでの距離に応じた成功率のスタッツもある。松山は3フィート113位、4フィート135位、5フィート200位、6フィート192位、7フィート178位、8フィート188位、9フィート200位と成績が悪い。ショートパットを苦手にしているのがわかる。

 ゴルフライターのマーク金井氏がこう言う。

「松山のグリーン上でのミスの傾向を見れば3~6フィートのクラッチパットが決まらないことが多い。基本的に松山はインパクトが緩むことがなく、カップを大きくショートすることはない。外しているのは、いわゆるプロサイド。カップのど真ん中から入れようという気持ちを強く感じる。ただ、松山のようなインパクトがしっかりしているタイプはフックラインならカップ左縁から入れる意識を持つといい。ライン読みで膨らます必要がないからです。フックラインでカップ右縁から入れようとすれば、タッチが強い分だけで抜けてしまうケースも出てくる。松山はアマチュアサイドから入れるぐらいの意識を持てば、カップインの確率も変わると思います」

 パットは水物といわれ、プロでも突然入りだすことがある。メジャー設定のグリーンにタッチとライン読みが合うのか、それが松山の成績を左右することになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」