天性に加え“練習の虫”…ドラフト上位指名も視野の長距離砲

公開日: 更新日:

「暇さえあれば一人で素振りしています。朝のちょっとした時間はもちろん、夜も食事と風呂を済ませると中庭へ行き、一人で黙々とバットを振っている。当然汗が出ますけど、その後でまた風呂に入り直すかどうかは不明ですが……(笑い)。甲子園球場へ向かうバスに乗る直前も素振りしていたくらいです。部員の中で一番練習しているのは間違いありません」

 3年生部員の一人は井上の性格についてこう言う。

「大柄だけど、普段は可愛らしいヤツなんです。いつも誰かにちょっかい出して構ってもらおうとしてる(笑い)。とにかく頭の中は野球のことばかりって感じ。野球になると一転、チームを引っ張るリーダーに豹変するのが井上です」

 関西の名門・生駒ボーイズ出身。大阪から“野球留学”したスラッガーは今秋、ドラフト上位で指名される可能性もありそうだ。

【写真】静寂の中、2020年甲子園高校野球交流試合が開幕(12枚)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」