著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

独移籍のFC東京・室屋が迷いを断ち切った指揮官のひと言

公開日: 更新日:

 FC東京では負傷の癒えた7月過ぎにトップチームに昇格し、J1リーグへの出場を果たす。しかし2016年と2017年はベテランの徳永悠平とポジション争いを演じて2016年は12試合、2017年は26試合の出場にとどまった。右SBとして絶対的な存在とは言いがたかった。

■長友二世と言われる突破力

 室屋のストロングポイントは【長友二世】と言われるだけにスピーディーな突破、豊富な運動量でサイドを積極的に上下動することが挙げられる。

 さらに物怖じしないメンタル面の強さも加えていいだろう。

 リオ五輪初戦のナイジェリア戦は明らかなコンディション不良。いつもの室屋らしいキレが感じられなかった。それでも試合後の室屋は強気のコメントに終始。残り2試合もスタメンでフル出場した。

 しかし、3年後の2019年、2年ぶりに日本代表に復帰した際、ナイジェリア戦を振り返りながら「良くなかったですね。別に緊張とかはしなかったですけど、上手くいかなかった。何なんですかね」と素直に当時の筆者の疑問に答えてくれた。

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