巨人のドラフトとFA補強にソフトBの壁 争奪戦ガチンコ必至

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広島のエースも争奪戦必至

 ソフトバンクは来オフも巨人の前に立ちはだかりそう。広島のエース大瀬良大地(29)のことだ。大瀬良は今月16日に右肘の手術を受けて離脱中。登録日数の関係はあるものの、来年21年にも国内FA権を取得する予定なのだ。

 18年に最多勝、最高勝率のセ・リーグ投手部門2冠。今季まで2年連続開幕投手を務め、年俸は1億7500万円と山田哲より手頃ではある。実績十分のエースがFA市場に出れば、争奪戦は必至である。

「巨人はメジャー挑戦の希望を公言しているエース菅野が21年中に海外FA権を取るため、去就が不透明。球界を代表する菅野の後を託せる投手なんてそうはいません。大瀬良は九州の長崎と鹿児島で育っていますが、子供の頃は巨人ファンだったといいます。しかし、大瀬良はお膝元といわれる福岡の九州共立大出身だけに、ソフトバンクも黙っていないでしょう」(別の球界関係者)

 セ・リーグでは他の5球団に有無を言わせない強さを発揮する巨人だが、リーグの枠を取っ払ったら、グラウンド内外でコロッとやられる可能性もありそうだ。

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