巨人井納に2つの敵 自主トレで「合うフォーム」発言の真意

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 DeNAからFAで巨人に加入した井納翔一投手(34)が18日、川崎市のジャイアンツ球場で今年初めてブルペン入りし、投球練習を行った。「(マウンドは)東京ドームと一緒と聞いた。ホームで投げていくグラウンド。体で覚えさせて体の使い方も合うようなフォームにしないといけない」と感触を確かめながら15球を投じた。

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 DeNA時代の昨季は17試合に先発し、6勝7敗、防御率3.94。原監督には「ローテの一角として時には中4日、150、200イニング近く投げてもらいたい」と期待されている。「ここ何年かローテで投げていないし、規定投球回数にもいっていない。規定投球回数が一番」と目標を掲げたが、障壁になりそうなのが、新たな本拠地となる東京ドームだ。

 昨季は0勝2敗、防御率9.00、19年0勝1敗、同5.87、18年1勝0敗、同6.75、17年1勝2敗、同4.91……。はっきりいって、いいイメージがあまりない。だからこそ、早い時期に同じ仕様のマウンドで「合うフォーム」を探りたかったのかもしれない。

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