サイ・ヤング賞右腕バウアー2球団と最終交渉 ダルと再戦へ
今オフのFA市場の目玉右腕トレバー・バウアー(30=前レッズ)の交渉が大詰めを迎えている。
バウアーの代理人を務めるレイチェル・ルーバ氏が4日(日本時間5日)、自身のSNSに「2球団に減った」と投稿。複数の米メディアによれば、右腕の移籍先候補から外れたのは大谷翔平のエンゼルスとジャイアンツで、メッツ、ドジャースとは依然として交渉を継続しているという。
メ軍、ド軍ともメジャーを代表する金満球団だ。年俸などの条件面ではメッツが有利との報道もあるものの、バウアーの希望はワールドシリーズ進出。昨季、ナ・リーグ西地区で8連覇し、32年ぶりの世界一を成し遂げたドジャース入りもささやかれている。
ドジャースと同地区のパドレスにはダルビッシュ有(34)が昨年12月、トレードで加入。新天地でダルはエース格を任される見込みだ。
昨季、ナ・リーグのサイ・ヤング賞を争った2人はライバルでありながらも、日頃から投球に関して情報交換をして、互いに高め合う関係でもある。
バウアーがドジャース入りを決断すれば、今季も2人がタイトルレースで激しく火花を散らしそうだ。