三笘のドリブルが強豪に通用すれば代表入りと海外が視野に
三笘薫(MF/川崎F・23歳)
2019年11月以来、1年4カ月ぶりの国内での日本代表活動がスタートした。A代表とU-24代表が各2試合を行うが、「1チーム・2カテゴリー」と位置付ける日本サッカー協会は、ここでの働きを最終的に2022年カタールW杯メンバーにつなげる意向。選手たちのモチベションは高い。
そんな中、最も注目されるのが、2020年のJ1で新人ながら13得点をマークした三笘薫(川崎)。「今は久保建英(ヘタフェ)より脅威」と評される23歳の若武者の真価が問われる。
「(筑波)大学時代から見ていますが、昨年J入りして力強さが出てきた。以前から技術やアイディアは持っていたが、力で押さえつけられると消えていた。が、今はそれを引きはがせるタフさがある。代表でもシャドウだけでなく、違うポジションで順応できる。非常に成長している選手の1人だと思います」
19日にUー24代表の横内昭展監督が、こう語ったように彼の進化は目覚ましい。プロ1年目だった昨季は、リーグ30試合出場でスタメンは12。それで13得点を挙げているのだから、いかに決定力が高いかよく分かる。