ヘタフェ久保“帰国直前”初アシストは景気付けになったか
スペイン1部ヘタフェ所属の日本代表MF久保建英(19)が、21日に行われたエルチェ戦で今季初アシストを決め、チームの勝ち点1ゲットに貢献した。
7試合ぶりに先発した久保はトップ下、右サイドMF、トップとポジションを変えながら攻撃に絡み、前半18分にはヘディングシュートを放つなど存在感をアピール。
0-1で迎えた後半15分。右サイドでパスを受けた久保は、相手DFをフェイントで揺さぶった後、縦に突破し、利き足ではない右足でクロスを放り込み、これをMFユナルがゴール右に突き刺して同点ゴール。
同27分にお役御免となり、スタンドの選手スペースでドローを見届けた久保は23日、帰国の途について26日に東京、29日に北九州で行われるアルゼンチンU-24代表戦2試合を控えた日本U-24代表に合流する。
「今季スペインリーグでインパクトを残せず、U-24代表のエースの座をJ1川崎のMF三笘に奪われそうな状況だが、エルチェ戦ではアシスト以外でも好パフォーマンスを見せ、久保本人もポジティブな気持ちでアルゼンチン戦に臨めるはずです」(サッカー関係者)
それなりの景気付けにはなったか――。