著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

久保建英「自分は追う立場、ボールを持った時に違いを」

公開日: 更新日:

 
 2019年の段階では堂安律(PSV)、伊東純也(ゲンク)と右MFを争っていたが、その後は伊東が突き抜けた状態だ。

 同じ東京五輪世代のライバル・堂安は昨夏のビーレフェルト移籍で全試合出場。22日のブンデスリーガ最終節・シュツットガルト戦で残留決定弾を叩き出すなどコンスタントな働きを見せたが、久保の今季は厳しかった。

 ビジャレアルとヘタフェに2度レンタルされながら、どちらでも定位置をつかめずじまいだった。

 16日のレバンテ戦でスペイン1部残留を引き寄せるゴールを奪い、最終盤になって存在感を示したものの、「結果論ですけど、チーム選びから失敗してしまった。その結果、1年間苦しいシーズンになってしまった」と不完全燃焼感が強かった。

 来季、保有元のレアル・マドリードに戻るのは困難と見られ、昨季プレーしたマジョルカに再レンタルの噂も流れている。いずれにしても、近年の悪循環を断ち切るべく、東京五輪で結果を出すしかない。

「本当に結果を出せれば、それがベスト。チームへの助けにもなる。自分を含めてみんな結果を狙っていると思うので、自分も数字を出していければいい」と次なるU-24の戦いに切り替えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ