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藤井瑞希バトミントン選手

1988年、熊本県出身。青森山田高3年時に1学年後輩の垣岩令佳とダブルスを組み、インターハイ優勝。シングルスと団体も制し、25年ぶりの3冠達成という快挙を果たした。垣岩と出場した2012年のロンドン五輪女子ダブルスで銀メダルを獲得。日本バドミントン史上初となる表彰台に立ち、「フジカキ」として一躍脚光を浴びた。19年に引退。東京トリップ所属。

格下ペアとの準決勝前夜はプレッシャーから呼吸困難に陥った

公開日: 更新日:

 デンマーク組には勢いがありましたが、この試合は勝敗を抜きにしてゲームを楽しもうと2人で臨んだのが良かったのかもしれません。これまで1勝しかしていなかった相手にストレート勝ちを収めたのです。

■「メダル取らなきゃいけない」

 次の準決勝の相手は、中国ペアの失格によって繰り上がったカナダでした。

 世界ランク27位、1次リーグは3戦全敗。勝って当然の相手だけに、周囲の人やマスコミから「もうメダルは取れたようなものですね」と言われ、私も「取らなきゃいけない。いや、ここまで来たら取るべきだ」と置かれた状況は理解していました。

 現地にいても日本中の期待が高まっているのが伝わってきました。準決勝進出が決まると、それまで3000人程度だったツイッターのフォロワー数が2万後半にまで飛躍的に伸びたのです。

 タナボタで勝ち上がってきた格下相手に負けるわけにはいかないというプレッシャーと周囲の期待の高さを感じ取り、一気に緊張はピークに達し、準決勝前夜は呼吸困難に陥るほどでした。

 本来なら楽に勝てるはずの相手との試合で、これまで経験したことのない緊張感に襲われました。 (つづく)

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