ぼったくり男爵の再来日に非難轟々!それでもIOCバッハ会長が日本を目指すワケ
ツイッターには「24日開会式で23日に来日? 隔離期間はどうした?」「ちゃんと2週間隔離しろよ」「バッハ氏本人も腹立たしいけど、受け入れる側にも疑問しかない」という批判も飛び交っている。
五輪組織委にバッハ来日でかかる宿泊費と警備費用、開会式後のバッハ会長の行動について質問したが、「IOC会長は、通例、パラリンピック開会式には出席されているが、今回の来日については、調整中であり、IOCより公表されるものと理解している」と、木で鼻をくくったような回答だった。
■欧米メディアの評価は気にするが…
それにしても、バッハ会長は日本国民から批判されていることを知らないのだろうか。
国際政治経済学者の浜田和幸氏によると、「バッハ氏は海外メディアが甘いので、安心している」のだという。欧米メディアの評価は気にしているが、日本国内の評判は気にしていないとのことだ。
「丸川珠代五輪担当大臣が『不要不急かどうかは本人が判断すべきだ』と銀ブラを擁護し、菅総理や加藤官房長官も黙認した。主催国が文句を言わないのだから、少々のことをしても、欧米メディアに批判される心配はないと高をくくっているのでしょう。米紙にボッタクリ男爵と批判されましたが、今後の取り組み次第ではノーベル平和賞も夢ではないと考えているのだと思います」(浜田和幸氏)