棄権や欠場続く稲見萌寧の腰はどうなっている? 暫定首位の賞金レースにも“黄信号”
今季8勝をマークし、東京五輪ゴルフ競技では日本人初の銀メダルを獲得するなど勢いのあった稲見萌寧(22)がここにきて体調を崩している。
2週前の「マスターズGCレディース」最終日に、「朝起きて動けなかった」と腰に痛みが走り棄権。翌週の「三菱電機レディス」も腰痛のため欠場した。
今季ツアーは残り4試合を残すのみ。稲見は獲得賞金2億1448万円でトップを走り、2位・古江彩佳(21)との差は1689万円。3位・小祝さくら(23)と3689万円、4位・西村優菜(21)とは4626万円。
初の賞金女王タイトル取りは必ずしも安泰とはいえない。
■疲れがたまった夏のツケ
稲見の腰はどうなっているのか、フィジカルトレーナーの平山昌弘氏がこう解説する。
「どのスポーツ選手にも共通して言えますが、夏の疲れをしっかりケアしないと、気温が下がったこの時期に痛みとなって出てきます」