渋野日向子vs笹生優花の「飛ばしっこ」対決に期待!TOTOジャパンクラシックの見どころ
【TOTOジャパンクラシック】
今年もコロナの影響で、日米ツアー共催ではなく、無観客での国内単独開催となった今大会。今季の全米女子オープン制覇で米国のツアーメンバーとなった笹生優花(20)が久しぶりに国内戦に登場する。
笹生は開幕前日の会見で、フィリピン代表で出場した東京五輪(9位)後に、日本国籍を選択したことを明かした。初日は2週連続優勝を狙う渋野日向子(22)と同組でプレーする。
2021年全米女子OPと19年全英女子。メジャー覇者同士のラウンドは飛距離に注目だ。笹生の平均飛距離は260ヤード超。
一方の渋野も改造したスイングが安定してきたことで飛距離が伸び、平均で250ヤードは出ている。国内のランキングトップは原英莉花(22)の256.96ヤード。試合数が少ない渋野は参考記録で244.89ヤードだ。
ツアー関係者が言う。
「笹生は飛距離が計測されないホールでは290ヤードを超えることもある。渋野も270ヤード以上出るなど、間違いなく昨年より飛んでいる。今大会は終盤の16番(500ヤード)、18番(540ヤード)がパー5。2人はどう攻めるか。特に18番は、よほどの飛ばし屋でなければ2打でグリーンを狙うのは厳しいですから」