青学は妙高市、順天堂大は印西市 自治体が箱根駅伝「スポンサー」になった理由を両市に直撃
同市はスポンサー料の全額は明かしていないが、その一部に充てるため、8月からクラウドファンディングで240万円を募集中。現在は約70万円しか集まっていない。
11月の全日本で3位に入り、箱根優勝11回の順天堂大は、キャンパスのある千葉県印西市と契約した。
「当市は年間1000万円の広告費をお支払いします。有名な観光名所はありませんから、全国の皆さんに印西市の名前を知ってもらい、来てもらい、住んでもらいたい。地元の大学の学生を応援したいということもあります。コロナ禍が収束すれば、陸上部員のみなさんには印西市のイベントに参加してもらったり、小中高に指導して欲しいですね」(企画財政部シティプロモーション課)
企業や自治体がスポンサーになることで、大学駅伝とは縁がなかった応援団がつくし、収入も増える。人気の箱根はやっぱりカネになる。