4カ月ぶりA代表の久保建英は先発かベンチか…そして「壁」を超えられるか?
同年10、11月の欧州での親善試合4戦でもゴールという結果を残せず、代表内での序列を上げられなかった。
2021年は、1年延期となった東京五輪のスケジュールが優先となり、結局は10代での代表初得点は叶わなかった。
W杯最終予選の初戦・オマーン戦では鎌田大地(フランクフルト)の控えに回り、続く中国戦からようやくスタメンをつかんだが、どうしてもゴールに届かない。さらに直後の負傷で10、11月の4試合を棒に振る形になってしまった。
■W杯予選序盤3戦で2敗
周知の通り、森保日本は10月のサウジアラビア戦で苦杯を喫し、序盤3戦で2敗という最悪のスタートを強いられた。
停滞感を打破すべく、森保一監督は続く豪州戦から基本布陣を4-2-3-1から4-3-3へ変更。遠藤航(シュツットガルト)、田中碧(デュッセルドルフ)、守田英正(サンタクララ)の中盤3枚がハイレベルな安定感を披露。全体の連動性が向上したことから、今もこの形がベースになっている。1月17~21日に千葉・幕張で行われた国内組合宿でも、指揮官は一貫して4-3-3を採用。1月27日と2月1日に迫った中国、サウジ相手の2連戦でも継続する見通しだ。