マジョルカ降格争いで勝ち点3ゲットも久保建英はパッとせず…本領発揮はいつに?
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英(20)が、日本時間20日午前2時開始のアラベス戦に4試合ぶりの先発出場を果たした。
マジョルカが18位、アラベスが最下位20位。2部降格圏内同士の一戦に久保は右サイドMFでプレーした。前半10分にマジョルカFWアブドンが左足アウトの絶妙ボレーで先制弾。終了間際にはFWムリキがゴール前の混戦から抜け出し、左足を振り抜いて右サイドネットにズドン! ホームのマジョルカが2点リードで折り返した。
前半の久保はボールタッチも数えるほど。「消えている時間」が大半だった。後半に入ると積極的にシュートを放つ場面もあったが、DFに当たって跳ね返ったり、ボテボテのゴロがゴール枠外に転がったり、ピリッとしないプレーの連続。結局ゴールにもアシストにも絡めず、後半37分にベンチに下げられた。
「所属先のレアル・マドリードに今オフ復帰するという報道が目につく久保だが、最下位相手に凡庸なプレーしか見せられず、日本代表でもカタールW杯最終予選ではベンチ要員。代表初ゴールもお預けのまま。チームでも代表でも久保は、いつになったら本領を発揮するのか? そもそも久保の本領って何? そんな懐疑的な声も聞こえてくる」(サッカー関係者)
勝ち点3ゲットのマジョルカは降格圏外の16位に浮上したが、まだまだ厳しい戦いは続く。2部に降格したら──。そのまま久保は2部で鍛え直すべきかもしれない。