ルース以来の偉業達成は「打者大谷」次第…リアル二刀流では今季本塁打たったの1本
この日に限らず、今季リアル二刀流出場時の打撃は物足りない。17試合で打率.266、10打点とまずまずながら、1本塁打と長打が少ないのだ。
ここにきて、左胸郭の炎症で負傷者リスト(IL)入りしている主砲トラウトの状態が思わしくないため、長期離脱することが判明。現在のメンバーでは打線の爆発を期待できない。
今後、中6日のローテ通りなら、前半戦終盤から好調でワイルドカード(地区優勝以外の最高勝率3チーム)でのポストシーズンを目指すマリナーズの他、アストロズ、ツインズといった地区優勝がかかる強豪相手に登板することになる。
ライアンの持つ7戦連続2ケタ奪三振の球団記録に並び、ルース以来の偉業を成し遂げるには、登板時もバットで自身を援護するしかない。
その大谷は30日のレンジャーズ戦に「2番・DH」でスタメンに名を連ねた。