さあて男筒香はどこへ行く? ピッツバーグ・ パイレーツを自由契約に
筒香嘉智選手がピッツバーグ・パイレーツを自由契約になった。つまり、放出されたわけだ。「放出」というと、人間以外は良いイメージがない。
オセンスイのホ~シュツ。ゴミの大量ホ~シュツ。どうも、使い物にならんモノ、できれば蓋をしてしまいたいけれども、たまってあふれるのも困りもの。平たく言えば「放り出し」。
「この際どこにでも行きゃいいだろ。行き先は知らんけど」と放出した側も責任取らない。どうにもこの、捨てられた感(?)にさいなまれる。
■ピッツバーグの夜風が身にしみる
人間ならなおさらだ。ひとりでロッカーの荷物をまとめ、バットとグラブを入れたリュック一つ抱えて球場の裏口へトボトボ。守衛さんに、
「長えことお世話になりやした」
「二度ともどってくるんじゃねえぞ」
「へい、これを機に心を入れ替えて、まっとうな野球人生を歩きます」