クビになった筒香がなぜモテる? 今度は強豪ブルージェイズとマイナー契約、その秘密は…
ここまでメジャー3シーズンの通算成績は、打率.197、18本塁打、75打点。打率が2割に満たず、かといって本塁打をバカスカ打っているわけでもない選手が、こうも強豪球団からモテるのはなぜか。筒香のどこが彼らの琴線に触れるのか。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏は言う。
「筒香は速球に弱いが、カーブやチェンジアップなど変化球への対応力が高い。また、昨季は8月中旬から打ち出したこともあり、シーズン終盤に強いところを代理人がうまくアピールして契約にこぎつけたのではないでしょうか。ブルージェイズの場合、強打者はスプリンガーやゲレロら右ばかり。左の大砲がいないため、マイナーで好調なら昇格させて、良ければDHの2番手候補か左の代打候補として使えたら、球団としてはラッキーという感じでしょう。左の長距離打者という部分で(今季FAとなり広島で日本球界に復帰した)秋山翔吾との差が出た形です」
ブルージェイズのシュナイダー監督代行も「左打ちでさまざまなニーズに応えられる選手」と評価している。モテる男はどこか違う。