著者のコラム一覧
安倍昌彦スポーツライター

1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。

2022年ドラフト高卒選手の「隠し球」はこの3人 “流しのブルペン捕手”がイチオシ

公開日: 更新日:

■元日本ハム投手が指導した道産子右腕

 最速147キロ右腕の茨木秀俊(帝京長岡)も、各球団が虎視眈々と指名をうかがう好投手だという。帝京長岡の監督は元日本ハム投手の芝草宇宙氏。北海道出身の茨木は、芝草監督の指導を求めて新潟へ野球留学した。

「直球に加え、チェンジアップ、スライダーなどが武器。瞬発力に優れ、腕の振りも柔らかい。プロのトレーニングと食事で体が成長すれば、150キロはすぐに出ると思う。以前は試合で実力を発揮しきれないことがあった中、今夏の県大会決勝の日本文理戦ではドラフト候補の右腕・田中晴也と投げ合い、延長戦の末に敗れはしましたが、県大会では計5試合、39回3分の2を最後まで投げ抜き、結果も残した。ここにきて人間的にも精神的にも成長したように映ります」

■高松商・浅野翔吾の“外れ1位”最有力野手

 野手では、U18の代表メンバーにも選出された外野手の海老根優大(大阪桐蔭)が4位前後で指名される可能性がある。

 華麗な経歴を持つ。小学生時代はロッテジュニアに所属。中学時代はU12で世界一を経験し、京葉ボーイズでは春夏日本一を達成。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”