羽生結弦氏が憧れた“皇帝”プルシェンコ氏「招集令状がきても逃げない」発言の波紋
29日、東京都内で開催された「日中国交正常化50周年記念慶典」に特別ゲストとして姿を見せたのは、フィギュアスケート男子金メダリストで、プロスケーターに転向した羽生結弦氏(27)だった。
濃紺のスーツに赤のネクタイ姿で登壇し、「よりお互いが理解し合って、交流が増えるよう、そのきっかけになれればいいなと思っています」と笑顔で呼びかけていたのだが、そんな羽生氏が現役時代、「憧れの選手」と慕っていた人物の言動が世界中で注目を集めている。
2006年トリノ五輪金メダリストで、ロシアフィギュアスケート界の「皇帝」エフゲニー・プルシェンコ氏(39)だ。
プーチン大統領が発令した部分動員令で大混乱となっているロシア。動員から逃れるために隣国の国境に若者らが殺到している様子が連日、各国メディアに報じられ、各競技のトップアスリートにも続々と招集令状が届き始めている。