2022年ドラフト大卒・社会人の「隠し球」はこの3人 “流しのブルペン捕手”がイチオシ
玉置隼翔(愛媛マンダリンパイレーツ)
■キャッチボールからモノが違う
最後に独立リーグからは、愛媛マンダリンパイレーツの2年目、身長190センチ、83キロの最速148キロ右腕・玉置隼翔(20=和歌山東高)をイチオシする。
高校時代からプロが注目。プロ志望届を出したものの、3年時に右肘を故障したこともあり、指名漏れとなった。
「愛媛で成長を見せており、キャッチボールからモノが違います。長い腕のしなりから繰り出される角度ある直球が指にかかったときの勢いは、素晴らしいものがある。カーブ、カット、フォークも操る指先の感覚もいい。上半身の使い方が非常に優れている投手です。まだ成長過程にあり、下半身をよりうまく使えるようになれば、今季、43ホールドをマークし、セ・リーグの最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した阪神の湯浅京己のような存在になる可能性は十分にあると思います」
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ドラフト会議は10月20日。3人はどの球団から指名されるのか──。