2022年ドラフト大卒・社会人の「隠し球」はこの3人 “流しのブルペン捕手”がイチオシ
村松開人(明大)
日刊ゲンダイ9月24日号で掲載した高卒選手に続き、“流しのブルペン捕手”こと安倍昌彦氏に大学、社会人、独立リーグからそれぞれ「名もなき逸材」をリストアップしてもらった。
■小柄ながら「走」「守」に「攻」も向上
大学生では、明大の主将兼二塁手の村松開人(21=静岡高.171センチ、80キロ、右投げ左打ち)をプッシュする。
「高校時代からプロが注目していた。足が速く、二塁、遊撃ともに守備のレベルも高い。今年2月に右膝半月板のクリーニング手術を行い、今春のリーグ戦は代打で3試合に出場したのみ。その分、プロの評価が流動的になっている。小柄な選手ではあるものの、この秋はトレーニングの成果もあって体が一回り大きくなり、打撃力も向上。いい角度で打球が上がり、オリックスの吉田正尚を彷彿とさせます。村松を下位で指名できれば、ラッキーですよ」