松山不振、ウッズ不在でZOZO盛り上がらず…PGAツアー大改革で来年はもっと寂しい大会に

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 今年のマスターズを制した首位S・シェフラー、年間王者の3位R・マキロイ、5位J・ラーム、8位J・トーマスといった実力プロがいない。さらにWGR50位内でも15人しか出場してない。

「来年はもっと寂しくなるかもしれません」と米ゴルフ事情に詳しいゴルフライター・吉川英三郎氏がこう言う。

「PGAツアーはサウジ政府系ファンドがバックについた新ツアーLIVゴルフ招待に対抗して来年から大改革を行います。プレーオフ出場枠は125人から70人に削減され、トップ70には翌年のツアーカードが与えられますが、ランク71位以下の選手は9月から始まるフォールシーズンで125位までのシードを争うことになります。トッププロには9月まで年間20試合の出場義務がありますが、今大会を含めた秋の試合には義務がありません。つまり、9月以降の試合にはトッププロがほとんど出なくなる」

 PGAツアーとはいえ、ウッズら人気と実力を兼ね備えたプロがいない試合は盛り上がらない。

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