横綱照ノ富士とは対照的!大関正代の「昇進披露パーティー」は想像するのも恐ろしい
「いくら包むよ香典」
「祝儀だ、縁起でもない」
「清めの塩とか付いてくるかな。相撲に塩はつきものだし」
挨拶に立った横審の委員は何を語るだろうか?
「何度も陥落の危機を、誰にも負けない何とかなるだろうという気分と稽古嫌いで乗り越え、それでも大関に駆け上がったことに敬意を表します」
■前代未聞の大記録
会場はシンとなる。
「しかし、大関として、今後10年間は誰にも破られないであろう前代未聞の大記録を作りました。史上ワーストのスピード負け越し!」
会場は全員うつむき、必死に肩を震わせる出席者も交じる。悲しみというよりは、笑いをこらえているようだ。
「人生楽あれば苦ありと申します。来場所は、あまり深く考えず、ま、これはもともとそういう性格のようでありますから、申し上げる必要もないと思いますが、平常心でカド番を脱してもらいたい。5度目とはいえ、いつものことだから!」