株式会社BIG UNIT社長 橋本太郎(4)Uber Eatsの月400万円がコロナの窮地を救った

公開日: 更新日:

■「BEEFMAN経済圏」を確率

 いまは「BEEFMAN」の経営と並行して、バーやジム、美容サロンを経営している。「BEEFMAN」の客から2次会の候補地を尋ねられることが多く、それならばと上の階にカラオケバーをオープン。美容サロンは、知人が経営するサロンで全身脱毛を試して感動したのがきっかけだ。

「ホント、お尻を脱毛するだけでも、生活のクオリティーが凄まじく上がりました(笑)。周りに勧めているうちに、いっそのこと自分で経営しようと。テナントは横浜(現DeNA)時代の先輩の相川亮二さんが経営するジムの上の階を借りられることになった。そのタイミングで相川さんは巨人からコーチのオファーが来た。それで僕がジムを引き継ぐことになりました」

 いわゆる「BEEFMAN経済圏」を確立したといっていい。

「BEEFMANの弁当にサロンやジムのチラシと割引クーポンを同封しています。お店のお客さんにツルツルの腕を褒められたら、『ウチはサロンもやっているよ』と宣伝する。サロンのお客さんには『この下の階にジムがあるよ』と。ジムのお客さんにも、同じように(笑)。BEEFMANを軸に、ひいきにしてもらっています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”