三浦佳生は羽生結弦+宇野昌磨の“ハイブリッドボーイ” フィギュア世界Jr.選手権で初V!
別のフィギュアライターは三浦の強みについて、「本人の努力や才能はもちろんですが、最先端を切り開いたトップ選手を見てきた経験が今の演技につながっているのでしょう」とこう続ける。
「猛々しさのある羽生選手が『剛』なら、テクニカルな宇野選手は『柔』の演技。三浦選手はそれぞれの良いところを取り入れつつ、自分の演技を確立しているように見えます。その上、17歳とは思えないくらい演技に余裕がある。若い選手ほどジャンプの際に気がせいてしまい、演奏よりも早いタイミングで跳んでしまいがちですが、三浦選手は違う。大舞台で試合慣れしたベテラン選手のように、タメをつくりながらも演奏にピッタリ合ったジャンプができています。しかも、スピードと馬力があるから3Aでも危なげなくジャンプを成功させています」
新しい芽は着実に育っている。