巨人・中川皓太“腰痛持ち”でも一軍前倒し復帰…投壊に苦しむ原監督の危険な賭け

公開日: 更新日:

 中川は原監督の切り札的な存在だ。3度目の監督就任となった2019年は67試合に登板し、4勝3敗、16セーブ、17ホールド、防御率2.37の好成績で5年ぶりのリーグ優勝に貢献。20、21年も八回を任され、左の絶対的セットアッパーとして第3次原政権を支えた。

 ただ、腰痛を発症すると、復帰後は以前のようなパフォーマンスができないケースが少なくない。ヘルニアに悩まされた梶谷は今季復帰を果たしたものの、「へばってきたから」(原監督)と二軍落ち。ロッテ・石川は昨季、腰を痛めて以来、本調子には戻らず、今季は登板すらしていない。

 中川は投壊に苦しむ巨人の最後の“砦”。その起用法がチームの浮沈のみならず、原監督の命運も左右しそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで