ドルーリー朱瑛里が自己新更新で総体1500m3位入賞も…マスコミ過熱に野口みずきの師匠が苦言

公開日: 更新日:

 冒頭の藤田氏は、教え子が女子の400メートル、800メートル、1500メートル、5000メートル、1万メートル、マラソンで日本記録を出した中・長距離指導のスペシャリストだ。ドルーリーの走りについてこう語る。

「優勝した留学生は体形が腰高で、硬さのないフォームは中距離向き。3000メートルも連覇するでしょう。テレビでは体の動きがよくわからなかったが、勝った留学生に比べてドルーリーの走りには余裕が感じられなかった。しかし、3月まで中学生です。この日のスポーツ紙にも前日(予選)の記事が大きく載っていたが、駅伝の成績からマスコミが騒ぎだし、注目度は増すばかり。本人の重圧になっているはずです。日本のスポーツマスコミというのはそういうものですが、そんなことで高校1年生が競技に集中できないのは気の毒です。将来が楽しみな選手ですから、もう少し静かに見守ってもらいたいですね」

 レース後、ドルーリーは、「ラストスパートでもう1つ順位を上げたかった。そこは悔しさが残る。これからはスパートを鍛えていきたい」と言った。

 駅伝人気とマスコミにつぶされず、来年もこの舞台に戻ってこられるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ