大谷翔平ひとり“カヤの外”の複雑胸中…エ軍はジリ貧、雄星ら日本人5人にプレーオフの可能性
大谷翔平(29)のエンゼルスがジリ貧である。
日本時間16日現在、59勝62敗の勝率.488で首位レンジャーズと13.5ゲーム差のア・リーグ西地区4位、ワイルドカード(WC)争いでは圏内のブルージェイズと8ゲーム差だ。米野球データサイト「ファングラフス」によればエ軍のポストシーズン(PS)進出確率はわずか1.1%。ネビン監督とミナシアンGMは「このチームはまだ良くなる」と口を揃えるが、実際は絶望的だ。
一方、夏のトレード市場で買い手に回りながら、チーム状態が一向に上向かないエ軍とは対照的に、他の日本人選手所属球団が好調だ。
藤浪晋太郎のオリオールズ(ア・リーグ東地区)、前田健太のツインズ(同中地区)は首位に立ち、菊池雄星のブルージェイズ(同東地区)、鈴木誠也のカブス(ナ・リーグ中地区)はWC争いに加わっている。ア・リーグのWC争いでブルージェイズと3ゲーム差につけている吉田正尚のレッドソックス(東地区)も含め、今季は5人の日本人選手がPSでプレーする可能性がある。