W杯プールDで「ほぼ確実に勝てる」初戦 唯一格下のチリ相手にやりたいこれだけのこと
W杯では初戦が重要だ。そこでのパフォーマンスがチームの行方を暗示するからだ。
世界ランク14位のジャパンにとって初戦となる9月10日のチリ(22位)戦は、プールDで唯一ほぼ確実に勝利を見込めるゲーム。実際、チリは12日に地元にW杯22連敗中のナミビア(21位)を迎えてテストマッチを行ったが、26対28で敗れている。
17日に控えるイングランド(6位)戦に自信を持って立ち向かうためにも、しっかり4トライ以上奪ってボーナスポイントを獲得する完勝を目指したい。
初戦が重要である理由はそれだけではない。
今回初めてW杯の舞台に立つ選手たちを起用し、大会の雰囲気に慣れさせると同時に、どこまで力を発揮できるかを見極めることもプールステージの4試合を戦い抜くためには必要だ。
特に、FWでは肩と足首の負傷から復帰したLOワーナー・ディアンズと、頬骨の骨折から復帰したFL福井翔大が、どこまで伸び伸びとプレーできるか。これが、その後の試合にも大きな影響を与える。