ニトリレディス菊地絵理香VもどっちらけのPO決着…主催者も協会も4日間72H完遂する気ゼロ
■「中止したいのならお好きにどうぞ」
大会主催者はプロアマが無事終了すれば短縮になっても構わないという考えがあり、テレビ局も月曜に中継しても視聴率が取れない。女子プロ協会は「すべての権限は主催者にあり、中止したいのならお好きにどうぞ」という傍観者だ。
一方、海外では天候が回復するまで選手をクラブハウスにいつまでも待機させるのは普通だ。再開後は日没までプレーさせて、未消化分が月曜に持ち越される。待たされることが当然という意識が根付いているからメンタルが鍛えられ、ゴルフも粘り強く競り合いに生きてくる。
今季女子ツアー短縮は「富士フイルム」「ヨネックスレディス」「大東建託」に続き、今大会で4試合目だ。
大会は54ホールに短縮されたが、選手には主催者から賞金100%が支払われる。日本の女子プロは甘やかされており、海外挑戦で苦労する理由がよくわかる。